かわちゃん紀行

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zoom RSS エア大と女神。

<<   作成日時 : 2012/02/16 07:34   >>

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目が覚めるともうメデジンのバスターミナルに到着していた。

急いで寝袋を畳み、バスから降りる。

この町のバスターミナルもかなり大きい。

さすがコロンビア第二の都市だ。

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ここはボゴタほど高くはないけれど、標高は1500メートルほどある。

盆地にひしめくレンガ色の建物が遠くまで霞みながら広がっているのが見えた。

画像




ホステルまではメトロ(地上を走る)に乗っていけると聞いていたから、手売りの切符(1ドルくらい)を買って改札を抜ける。

路線図を見るとどうやら乗換えをしなければいけないらしく、乗り過ごさないように窓の外を覗きながらメトロに揺られていると、おじさん(宍戸錠似)が何やら話しかけてきた。

よく聞こえなかったから聞き返してみると、おじさん(宍戸錠似)はこう言っていたのだった。



おじさん(宍戸錠似):「お姉ちゃん、代わってやるから席に座りなよ。」



え?まじで?!



重たいバックパックを再度背負うのは結構ツライので、気持ちだけ頂いて結局断ったのだけれど、めちゃくちゃびっくりした!

今までいろんな国(日本も含めて)でバックパックを背負って電車に乗ってきたけれど、地元の人に席を譲ってもらうなんて初めてだった。

譲ってもらおうっていう気も元々なかったから、本当に驚いた。

この後しばらく滞在してみてわかったのだけれど、コロンビア(メデジンだけ?)では、席を譲るというマナーが徹底されているらしい。

お年寄、妊婦さん、子供連れの乗客はもちろん、重い荷物を持っている人なんかにもすぐに誰かが席を譲る。

日本の電車内の光景が恥ずかしくなるくらいに徹底されていた。

人が良いので有名なコロンビアの中でも、特にオープンマインドで優しいというメデジン。

早速その優しさに触れられた気がした。

ありがとう、宍戸さん!





そんな心温まるワンシーンを挟んで目的地の駅に到着した私は、ホステルを探し始めた。

情報によるとすぐ近くらしいので、歩いて探すことにした。

地元の人に住所を見せ、聞きながら進む。

みんな優しいから、すごく丁寧に教えてくれる。

「この調子だったら、すぐに着くだろうな。」そう思って歩き出した。




そうして5分ほど歩き、教えてもらった場所に着いた。



でもホステルはなかった。



(あれ?おかしいなぁ…)



今度は別の人に聞いてみる。

そして教えてもらった通り10分歩く。



けれどどこにもホステルは見当たらない。



そしてまた別の人に聞き、15分歩いて教えてもらった場所へ行ってみる。



やっぱり、ない。



そしてまた別の人に…∞











えーっと、ココドコデスカー…?












この時既に一時間近くもぐるぐる歩き回っていて、もう自分がどこにいるのかもわからなくなってしまっていた。

そして天性の方向音痴を持つ私。

どうしよー…。

疲労と空腹で頭がぼーっとしてくる。

おまけに合計16キロ以上あるバックパックが、まるでこなきじじいの様に私の両肩を痛めつけてくる。

めっちゃ痛い…。

鎖骨がめり込んでいく。

そしてやっぱり歩けども歩けども、それらしき所を見つけることが出来ないでいた。



コロンビア人の親切心が作り出す迷路、まるで無限ループ。



もはや誰に聞いても辿りつける気がしない…。






痛い、重い、眠い、

         お腹すいた、
 
             痛い、重い、眠い…
    






あーーー、もう限界っ!!








ということで、意地になって乗らなかったタクシーをつかまえ住所を告げた。

結果、











5分で着いた。











えぇーーーーーーー!!










これだけ近い距離にいてなぜ誰も正解がわからなかったのかとか、何か色々びっくりしたけれど、とにかく辿りつけたこと、荷物をようやく降ろせることが嬉しかった。

もうくたくただったから、ベッドサイドにバックパックをほどいてすぐに眠り直した。





そして空腹で目が覚めた時にはもう夕方だった。

気が付けば、もう丸1日近く何も食べていない。

ふらふらとした足取りで宿の近くのサンドイッチ屋へ行き、久しぶりの食事をとった。

味はまぁ、悪くない。



けれど、高い。



やっぱり高いわ、コロンビア。

今まで比較的物価の安い国にいたからか、500円程度の食事でもめちゃくちゃ高く感じる。

もうこれは自炊決定。

ということで、ホステルから歩いて5分くらいのところにあるカルフールに行ってみることにした。



そしてここでもびっくり。

スーパーですら高かったのである、食材が!

サルチーチャ(ソーセージ)やハムも最安で100円、普通のものなら4ドルくらいする。



日本と変わらんやん!



もちろん色々買い揃えられるわけもなく…、しばらくの間粗食決定。

調味料だけでも持ってて良かった…。

メキシコはもっと安かったのになぁと、とぼとぼと歩いて宿に帰った。



そして食事を作る前にネットをしようとPCを立ち上げて、更にショックを受けることに。



めちゃくちゃネットが遅いのである…。



5年前くらいのカンボジアのネット屋と同じくらい遅い。

しかも私のブログと相性が悪いのか、更新はおろか、写真の貼り付け一つ出来ない。

これは滞在する宿の条件としてはもはや致命的。

更にはベッドのマットレスが人の形に凹んでいて、眠ると疲れが増すというシロモノで…。




「早よ移動しよ…。」




そう決めて眠りについた時はまだ、自分が翌日女神のような人に出会い、10日もこのメデジンにいることになるなんて、夢にも思ってはいなかった。






メデジン2日目。

昨日強盗に遭ったという何ともMala Suerte(運の悪い)な大学生の旅行者ヒデくんとホステルで話をしている時、「これから大学に遊びに行くから一緒に行きませんか?」というお誘いを受けた。

何かのきっかけで、その大学で先生をしている日本人の女性と知り合い、色々とお世話になった為、最後に挨拶に行くのだと言う。

もちろん私が断るはずもなく、一緒についていくことにした。

宿からメトロを乗り継いで20分、そして駅から徒歩20分くらいのところにあるEAFITという大学へ。

お金持ち学校らしいと聞いていたものの、その洒落っぷり、システムを目の当たりにしてびっくり。

怒られるかもしれないが、母校のD志社大学の数倍すごかった。

まず正門は駅の改札みたいになっていて、IDをかざさなければ入ることもできない。

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ハイテク〜。



事情を説明して敷地に入れてもらった私たちは、その先生と待ち合わせをしている校舎に入ってみた。

各教室には大型の液晶テレビとPCが設置されていてるのが目に入る。



すご〜。



わたしの母校もたいがい整っていた気がするのだけれど、エア大はその比ではなく、しかもこんなもんだけでは終わらなかったのである。

ちょっとどんだけすごいのか、先にまとめて書きたくなったきたので、そうする。



【エア大の凄いところ】

・敷地内は、どこでもWIFIを無料で使うことが出来る。(日本はWIFI後進国だから絶対こんなのない)

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(どこでも電源とWIFIある)

・建物も全部なんかいちいち洒落ている。

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(図書館。日中基本的にここにいます)

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(洒落た校舎と、鯉が多すぎる池)

・ほんで、どこもキレイ。

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(通路でさえ、洗練されている)

・食堂やカフェテリアもたくさんあり、メニューも充実。

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(旋盤とかが置いてあるエンジニア棟の裏手のカフェ)

・ATM、旅行会社、ジム、プール、衣類や雑貨が売ってるお店などまで敷地内に存在。

・基本的に富裕層のご子息、ご令嬢が通っているため治安がよい。
(持ってるものも、着ているものも当然私より上)


これだけでも凄いのに、さらには石のベンチみたいなところにもさらっと電源コンセントが装備されていたり、駐車場の出口は学生IDカードをかざすと自動でオープン!みたいなハイテクっぷりだったり。







ちょっと、なにここ!!


住みたいし!!!(寝袋あるし)







あまりの整いっぷりに妙なテンションになり始めたまさにその時、私はヒデくんに紹介を受け、かおりさんというその先生に出会ったのだった。



優しそー。



それが初対面の印象だった。

そしてその印象はもちろん覆るわけもなく、私はこの日から結局毎日のようにかおりさんと会い、たくさん人を紹介してもらったりして、10日程の間とてつもなくお世話になることになるのだった。




次回へ続く。


※ちなみにヒデくんは出発2時間前にID不携帯で警察に捕らえられて帰ってきた挙句、鍵をなくしてホステルのオーナーにキレられるというMala suerteっぷり。ある意味凄い。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
メデジン。都市計画のドキュメンタリーで見たよ。治安の悪い都市が再開発でよみがえったとか。
やさしい人と会えるなんて運がいいねー。対称的にヒデさんご愁傷様です。
エア大、きれい!コロンビアのイメージと違う!京都のD大と一緒や!
いちいち洒落ているのもD大と一緒や。友達に入れてもらったときも住める!って思ったし。
16キロも背負っているんや。調味料ももっていないといけないしなあ。
次の日記も楽しくなりそうですね。
ふま
2012/02/16 16:44
>まさあきさん
昔麻薬王がいたり、メデジンカルテルってのがあったので治安が悪かったらしいですが、人はほんとにみんな良いんですよ〜。
でもその麻薬王はメトロを作ったり町の整備もしたらしくて、案外好きな人は結構いるみたいです。
ちょっとD大が懐かしくなりましたけど、エア大はそれを遥かにしのぎます。w
16キロくらいですね〜、電化製品やっぱり重いです。。けどもうPCは必須ですしね〜。次回もすぐUPします♪
かわちゃん
2012/02/17 00:02

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