かわちゃん紀行

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zoom RSS いつまでもALL FOR YOU!

<<   作成日時 : 2012/02/05 07:50   >>

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夜10時を過ぎて、ようやくハバナに帰ってきた。

ライトアップされるカピトリオを見て、「帰ってきた。」って気がした。

この日、お見送りしたかった旅行者の出発にもちゃんと間に合うことが出来てほっとひと息。

「またどこかで。」

いつもこう言って別れる。

会おうと思えば会えるもんだし、私たち放浪者にとって世界は広いようで狭いのだ。

さすがにこの日は夜中の出発を見送った後、一瞬で眠りについてしまったみたいだった。



翌日朝食を食べていると、これからバラデロに日帰りで行くという人と一緒になった。

「一緒に行きませんか?」というお誘いに、もちろん間髪いれずに即答。

一緒に行かせてもらうことにした。

こういうのは、行って後悔した試しがない。

元々決まっていた二人のメンバーと4人でVAMOS!

カピトリオの前に停まっていたタクシーと早速交渉を開始。

往復+バラデロでの2時間の滞在という条件で、すぐに85CUCで成立。

一人20CUCと少し。

安い!

そして絶好の海日和の天気に感謝しながら、私たちを乗せた可愛らしいアメ車はバラデロへと走り出した。

結構いい運転手のおっちゃんで、運転しながら色々観光案内までしてくれる。

開け放した窓からの強い風、おっちゃんが流すラテンミュージック、そして海。

ええやん、ええやん!




そして2時間後、私たちはバラデロに到着した。

マングローブの林をくぐるように抜けると、そこにはこんな風景が広がっていたのだった。

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やばーーーーーーーーーーー!!

キューバという色眼鏡をはずしたとしても、今まで行った海の中でダントツトップの美しさ。

個人的に世界で一番キレイなビーチだった。

どこまでも続く真っ白なシュガーサンド、カリビアンブルーのグラデーション、そして見たこともないような透明な海の水。

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どこをとっても一番。

おまけに人もいない。

こういうびっくりキレイな景色に出会うと、なんかの留め金が外れてしまうのか、なんかどうにかなってしまいそうになる。

キレイすぎるぞ、バラデロ!

一泊ぐらいしても良かったかなと思いながら、また来ることを心に決めて(そんなんばっかりやけど)この日はハバナに帰ったのだった。



それからの数日は、ほとんどキューバ人の友達と過ごした。

サルサのレッスンが終わると、船に乗ってモロ要塞を見に行ったり、ゲバラ第一邸宅を見学しに行ったり。

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(ゲバラの住居兼仕事場。語りだしたら止まらないからやめときます。)

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(マレコンから。プンタ要塞だった気がする。)

夜は現地のアーティストが主催するパーティに参加させてもらったりした。

本当に色んな出会いがあった。

食事も、レストランや食堂には行かなくなった。

ほとんど友人の家か、その親戚の家で食べさせてもらってばかりいた。

誰かの誕生日パーティがあれば夜通し踊り、朝になれば「朝ごはんを食べていきな。」といわれ、昼になって帰ろうと思うと「お昼も食べていきな。」といわれ、夕方になると「まぁ、コーヒーでも飲んでいきなさい。」と引き止められる。

そんな毎日だったら、全然宿に帰れなかった。

外泊しすぎてカサのママに「心配するじゃなーい!」といわれる始末。

それでも残り僅かなキューバでの日々を、大好きな人たちと過ごさないわけにはいかなかった。

朝から晩まで、友人達ととにかく色んな話をして、一緒に遊び、笑った。

夜中、友達と一緒にマレコン(海沿いのエリア)を歩いていた時のこと。

バス乗り場で楽しそうに騒ぐキューバ人を見て、「なんであんなところで盛り上がってるの?」と聞いたことがあった。

友達は、「キューバ人はどこにいても楽しむことが得意なんだよ。子供の頃からその才能を磨き続けてる。ダンスもそうだけどね。」と教えてくれた。

あまりにその言葉がしっくりきてしまったから、思わず笑ってしまった。

【楽しむ才能】かぁ、それいいなぁ。




友達が仕事をしている間には、お世話になった先生や、親しくしてくれた人へ挨拶に行った。

みんな「早く帰っておいでよ。」と言ってくれた。

特に、ハバナ滞在中何度も遊びに行かせてもらっていた日系人のおばあちゃんの所に挨拶しに行くときは、もう泣いてしまいそうだった。

いつもおいしい料理を作ってくれて、たくさん色んな話をしてくれた。

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(この日もお昼をご馳走になりました。)

彼女は大阪万博の時、キューバのパビリオンで日本語通訳として来日していたことがある人で、大阪の町の話を喜んできいてくれたし、当時の写真もいっぱい見せてくれた。

彼女が生まれたのは確かキューバだったと思うけれど、やっぱり日本語や、日本が恋しくなるときがあるのだろうか、いつも遊びにいくと日本の歌を歌ってくれと頼まれた。

『上を向いて歩こう』、『島歌』、『花』、それから『きょうの日はさようなら』

彼女が大好きだという歌を繰り返して歌った。

にこにこして、時に目をつぶって、また一緒に口ずさんだりして、楽しそうに楽しそうに聞いてくれた。

「ゆかりさんは歌が上手ね〜、もう一度歌って。」

そう言って笑う顔が忘れられない。

私は最後別れる時、「お母さん、ありがとう。また戻ってきますね!」そう言って彼女を抱きしめた。

彼女も、「体に気をつけるのよ、娘さん。」と言って抱きしめてくれた。

ただただ、温かかった。



キューバで過ごせる日々も残すところ2日になった日、革命博物館に行った。

国内の戦跡を見た上で、見に行きたかったところだったからこの日までとっておいたのだった。

今まで見たどこの博物館よりもやはり展示物は多く、何時間もいてしまった。

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(カミーロとゲバラの帽子と銃。泣ける。)

ひとつひとつ説明したいくらいだけれど、どれだけ長くなってしまうか想像するだけでも恐ろしい…ので、やめておく。

博物館を見終ると、最後にグランマ号を見学した。

ガラスの建物の中に納められているから少し見にくかったけれど、それでも感動するには十分だった。

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(グランマ号、泣ける。)

グランマ号は、革命戦士達を乗せてメキシコからキューバに渡った船であり、キューバ革命を象徴するものの一つだ。

ガラス越しに船内をみながら、どうやってこの小さな船に大人が80名以上も乗っていたのかと不思議な気持ちになって見ていた。

この船に乗った80数名の革命戦士の内、上陸後生き残ったのはたったの10数名。

その僅か10数名の若者が約2年後、一国の歴史を変えることになる。

改めて、彼らは歴史に選ばれたんだろうな、と思った。



この日、博物館を一通り見て周っていて、とても驚いたことが一つあった。

それは、キューバ人観光客がとても多かったことだった。

若者のグループ、おばあちゃんと孫、家族。

観光客よりも多かったくらい。

それだけキューバ人にとって革命は重要なもので、後世に伝えるべきものだと思っているのだろうか。

もちろん、そういう教育がなされているからっていうのもあるだろうけれど、国の歴史に誇りを持つってすごいことだなぁと思った。



最後の日は、ゆっくりと大好きなハバナの街を歩いた。

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(旧市街)

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(カジェホンというところ。日曜日にルンバを無料で見れる。)

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(おじちゃんしぶい。)

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(カピトリオ)

これだけ好きになれた国は今までなかった。

通った店に顔をだし、たくさんの友達といつもどおり笑って過ごした。

夜はJAZZ CAFEでまたRoberto fonsecaのライブを観た。

ほんと、この人のライブを観ているといつも【もっていかれて】しまう。

彼らが出す音しか存在しないような、まるで彼らの音だけが世界であるような、そんな風になってしまう。

自分の存在にすら気が付かなくなってしまうのだ。

この日のライブもすごく良くて、キューバのラストナイトにふさわしい夜になった。

帰り道、贅沢にタクシーに乗ってマレコンを走る。

運転手がかけてくれるジャズがまた切なくて、雰囲気があって、泣かせてくれる。

最後の夜は珍しくカサのベッドでちゃんと眠った。



翌日、慌しく準備をしてお世話になったホアキナファミリーに別れを告げる。

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一緒に新年を迎えたり、色々話をしたりとても親切にしてもらった。

こみ上げる淋しさを感じながら、迎えに来たタクシーに乗るために1階に下りると、なんと友達が見送りに来てくれていた。

一番仲の良かったアブラハムだった。

そして空港まで一緒に来てくれた。

彼は、私に英語もスペイン語もキューバのことも教えてくれる先生みたいなお兄ちゃんみたいな存在だった。

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チェックインを済ました後は、空港のベンチに座って今までの楽しかった思い出を話していた。

そしてふと、私はあることに気が付いたのだった。









あぁーーーーーーーーーー!!










宿代払うの忘れてたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!










なんと私は散々世話になったカサのホアキナに50CUCという大金を支払うのを忘れて出てきてしまっていたのだった。

ずっと出たり入ったりしていたカサだったから、ホアキナも忘れていたんだと思う。








最後の最後に…。








自分の抜けっぷりに悲しくなる。

結局アブラハムにお金を託し、届けてもらうことになった。

アブラハムが来てくれていて良かった…。

ほんと、ごめんなさい。



最後はun abrazoをした後,力いっぱい手を振りながら搭乗ゲートに向かった。

そしてクバーナ航空にしては珍しく、定刻どおりに飛行機は飛び立った。

飛び立って、しまった。

大好きな緑の大地が小さくなる、どんどんどんどん。

でも切ないよりも、私は満たされた思いでいた。

たくさんの人が親切にしてくれ、一緒に踊り、笑い、遊んでくれた。

革命の戦跡も見たいところは全てみることができたし、色んな当時の話だって聞くことができた。

キューバを思い返すと、たくさんの人の笑顔ばかりが蘇ってくる。

ほんと、楽しかったなぁ。

ありがとうしか出てこない。

今までの人生の中でもトップ3に入るくらい幸せな時間でした。



そして、最後に結果報告を。

途中からこっそりキューバ旅行の裏テーマとなっていた【キューバでダンス100人斬りプロジェクト】

4週間という期間の割に大健闘したにものの、結局91名という結果になった。

踊った人の数を単純に加算して延べ人数にすると116名だったけれど、それじゃあおもしろくないなぁと思い、途中から同一人物を省くことにしたら、結局9名足りなかった。

悔しい…。

でも、今回達成できなかったということは、つまりこういうこと。









to be continued.(続く)










何でも、やり残しは良くないもんね。

ということで、必ずキューバに戻ります。

それが明日になるのか、一年後になるのかはわからないけれど、絶対にキューバに戻って、そして100人と踊りきりたいと思います!



いつかのその日まで。

愛してやまない、世界で一番HAPPYな国CUBA.

Hasta luego!



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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
いいね〜〜!自分もその中にいた気分になったー。すてきだわー。
帰ってきたらサルサ披露してよね。
あみーごだよ
2012/02/05 08:26
>あみーごって、あみーご?
サルサいつでもどこでも踊ります。なんなら梅田でも可。w
キューバ素敵すぎてやばい。ほんであなたリフレどこにゆくの?
かわちゃん
2012/02/05 08:59
いくつか先の日記で
「やっぱり戻って来てしまった、キューバ」とかなってそうな勢いやんな(笑)
たく
2012/02/05 09:21
>たく
それは十二分にあり得る。
だって、結構クバーナ航空調べちゃってるもんね。もし今メキシコにいてたら、もう戻ってるね。w
かわちゃん
2012/02/05 09:40
いい日記やね。
キューバ好きやからこそいい旅ができているんやね。
愛知万博のキューバパビリオンもいっぱい展示物があった印象はなくて
その代わりに、広いフロアでしょっちゅうサルサ教室してたわ。
キューバらしいんよね。
読んでいると、旅行に出たくなる。
これからもいい旅になりますように。
ふま
2012/02/05 21:38
>まさあきさん
ありがとうございます。
片思いが叶ったみたいな気がしましたね。愛知万博の話、キューバっぽいですねー、楽しそう!
今はコロンビアですけど、ここもすごく素敵な国です。
安全に楽しく旅を続けていきますね。
かわちゃん
2012/02/06 00:11
そうそう、あみーご!めっちゃブログ愛読してます!サルサ教えてぜひ!かわんちゅと一緒に踊りたい!!リフレ結局パリだよ。笑
1人ウユニひるんじゃった…
あみーごよ
2012/02/08 23:33
>あみーご
おぅ、愛するあみさんじゃないですか。
いつも読んでくれてありがとう、です。
サルサ教えちゃうでー!でもルンバの方がなじみあるかもね、あみさんには。アフロルーツだから。
バリもええやん!!こわいところはこれからかわちゃんがついていくから大丈夫!w
かわちゃん
2012/02/09 01:01
まじでーーー
行きたい〜来年までに旅のリハビリしとく〜!てか、ルンバ。こちらもYouTubeみとくわ。笑
ファンとしてブログ更新楽しみにしてます♡
あみーご
2012/02/10 12:01
>愛しのあみさん
お昼休みにコメントありがとう。w
リハビリしといてやー!ルンバまじかっこいいで!なんかいいビデオあったらシェアするんやけど、まぁ、runba cubano とか、cuban runbaとかで見てみておくれ★
ブログも頑張って続けるよー。よろしく!
かわちゃん
2012/02/10 12:39
すごいね、本気で泣けてくる。

うちらもキューバでやり残したことがありすぎる。To be continued... かな。
リオ
2012/02/20 15:38
>リオさん
本当、最高の国でした!
キューバおすすめ本を書きたいくらいです。w
通いましょうね、キューバ。w
かわちゃん
2012/02/20 22:54

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